故郷を守る力

<故郷を守る力>


ウクライナの人々はバフムードを守るために命がけで守っています。しかし、ロシアの兵士たちはバフムードを完全に殲滅しようと総力戦を繰り広げています。バフムードが故郷のウクライナの人々は、その地域が敵軍に奪われることなく保全されることを切望しています。 

古代イスラエルでも、ウクライナのバフムードのように都市が完全に滅亡する可能性のある地域がありました。その地域は、ぺリシテとイスラエルの国境地域に隣接するケイラという都市でした。ある日、この地域に敵軍のぺリシテ人々が来て穀物を略奪する事件が起きました。しかしダビデは神様がグイラ地域を救えという声を聞いてケイラ地域に行ってのぺリシテ兵士たちと戦って大勝を収め、ケイラの人々を守ってくれました。しかし、この知らせを聞いたイスラエルのサウル王は サムエル記 第一23:7で一方、ダビデがケイラに来たことがサウルに知らされると、サウルは、「神は彼を私の手に渡された。彼は扉とかんぬきのある町に入って、自分自身を閉じ込めてしまったのだから」と言った。そのケイラ地域に一度入れば逃げることができず四方が塞がっているので、サウルはダビデを殺すことができる非常に良い機会だと考えました。サウルが多くの兵士を率いてケイラ地域を完全に滅ぼそうと来るという知らせを聞いたケイラ地域の人々は非常に不安でした。それで彼らはダビデをサウルの手に渡すことを決めました。そしてサウルはダビデを必ず殺すということを神様から聞いたダビデは勇気を出してグイラ地域から出てくるようになりました。すると、サウルはそのケイラ地域を討伐しようとするのを止めることになりました。 これがサムエル記 第一23:13に記録されました、“ダビデとその部下およそ六百人は立って、ケイラから出て行き、そこここと、さまよった。ダビデがケイラから逃れたことがサウルに告げられると、サウルは討伐をやめた。”このようにして、グイラ地域はウクライナのバフムト都市のように風前灯火の危険にさらされていましたが、九死一生で一人も犠牲にならず安全に保護されました。

このようなことがダビデの時代のようにイエス様にも起こりました。イエス様はサタンに追われていてエルサレムを守るために危険を甘受してエルサレムに向かいました。イエス様はエルサレムではこれ以上避けることがないということをよく知っていて、神様からエルサレムの人々がイエス様をサタンに引き渡すということを聞くようになりました。すると彼は滅亡せざるを得ないエルサレムの人々のすべての罪を背負って十字架で死にました。このようにしてイエス様がエルサレムを離れることになると、サタンはエルサレムに臨むすべての呪いを取り込むことになりました。私たちも同じです。 進退両難に陥って危機に瀕した時、十字架で避けることになれば、自分と周辺の人々を生かす祝福が臨むことになります。

                             < 고향을 지키는 힘>

우크라이나 사람들은 바흐무트를  위해서 목숨을 걸고 지키고 있습니다. 그러나 러시아 군인들은 바흐무트를 완전히 섬멸하려고 총력전을 벌이고 있습니다. 고대 이스라엘에서도 우크라이나의 바흐무트와 같이 위험한 상황에 놓였던 도시가 있었습니다. 그 지역은 블레셋과 이스라엘의 국경지역에 인접한 그일라라는 도시였습니다. 어느날 이 지역에 적군인 블레셋 사람들이 와서 곡식을 약탈하는 사건이 일어났습니다. 그러나 다윗은 그일라 지역을 구하라는하나님의  음성을 듣고 그일라 지역으로 가서 블레셋 군사들과 싸워 대승을 거두게 되었습니다. 그러나 이 소식을 들은 이스라엘의 사울왕은 사무엘상 23장 7절에 다음과 같이 말하였습니다 “다윗이 그일라에 온 것을 어떤 사람이 사울에게 알리매 사울이 이르되 하나님이 그를 내 손에 넘기셨도다. 그가 문과 문 빗장이 있는 성읍에 들어갔으니 갇혔도다” 그일라에 한번 들어가면 도망갈 수가 없이 사방이 막혀 있기 때문에 사울은 다윗을죽일 수 있는 매우 좋은 기회라고 생각을 하였습니다. 사울이 많은 군사들을 이끌고 그일라를 완전히 멸망시키려고 온다는 소식을 들은 그일라 지역의 사람들은 매우 불안하였습니다. 그래서 그들은 다윗을 사울의 손에 넘겨주기를 결정하였습니다. 그리고 사울이 다윗을 반드시 죽일 것이라는 것이라는  하나님의 음성을 들은 다윗은 용기를 내서 그일라 지역에서 나오게 되었습니다. 그러자 사울은 그일라를 토벌하고자 하는 것을 멈추게 되었습니다. 이것이 사무엘상 22장 13절에 기록이 되었습니다 “다윗과 그의 사람 육백명 가량이 일어나 그일라를 떠나서 갈 수 있는 곳으로 갔더니 다윗이 그일라에서 피할 것을 어떤 사람이 사울에게 말하매 사울이 가기를 그치니라”

이렇게 해서 그일라 지역은 우쿠라이나의 바후므트 도시처럼 풍전등화의 위험에 처해 있었으나 기사일생으로 한 사람도 희생되지 않고 안전하게 보호가되었습니다. 그일라지역에 대한 이야기는  예수님에게도 일어났습니다. 예수님은 사탄에게 쫓기고 있다가 예루살렘을 지키기 위해서 위험을 감수하고 예루살렘을 향하였습니다. 예수님은 예루살렘에서는 더 이상 피할 것이 없다는 것을 잘 알고 있었습니다. 그리고 예수님은  예루살렘의 사람들이 예수님을 사탄에게  넘겨줄 것이라는 하나님의 음성을   듣게 되었습니다. 그러자 그는 멸망당할 수밖에 없는 예루살렘 사람들의 모든 죄를 짊어지고 십자가에서 죽으셨습니다. 이렇게 해서 예수님이 예루살렘을 떠나가게 되자 사탄은 예루살렘에 저주를 내릴 수가 없게 되었습니다. 우리도 마찬가지입니다 다윗처럼 진퇴양난에 빠져 위기에 처했을 때 십자가로 피하게 되면 자신과 주변 사람들을 살리는 은혜가 임하는 것을 경험하게 됩니다.