再び浮かんだ斧

<再び浮かんだ斧>

万物はすべて過ぎ去り、新しいものに変わります。現在目に見えるものはすべて消えることを知っていることは、驚くべき知恵を私たちに与えてくれます。天と地も消え、新しい天と新しい地が私たちに現れるでしょう。 人も消え、人も新しく生まれ変わり、永遠に腐らない体を持つようになります。

イスラエルに紀元前9世紀頃、驚くべき奇跡が起こりました。 それは、水に落ちた斧が木の枝の一本で力によって水に浮上した奇跡でした。 これはまるで現在の人が死んで永遠に腐らない人間として復活したのと同じような出来事でした。 この奇跡の背景は次の通りです。 イスラエルの歴史の中で非常に優れた霊的な指導者がいて、その人はエリシャという人でした。 この人は今のイエス様のように多くの奇跡を現し、その時代を目覚めさせる働きをした人でした。ある日、エリヤの弟子たちが新しい家を建てるためにヨルダン川で借りた斧で木を切る仕事をしました。 ところが、この斧がヨルダン川に落ちてしまいました。 すると、エリヤという人が木の枝を川に投げると、斧が再び浮上するようになりました。 これが旧約聖書の列王記 第二 6:6 に記録されています。 " 神の人は言った。「どこに落ちたのか。」彼がその場所を示すと、エリシャは一本の枝を切ってそこに投げ込み、斧の頭を浮かばせた。" このような奇跡は、科学や理性では信じられない事実でした。まるでおとぎ話や神話に出てくるようなもので、人が面白おかしく作り上げた話だと思うかもしれません。 しかし、この奇跡は実際に起こったことです。 イエス様が十字架で死んでから3日後に復活したことは、斧が再び水面に浮かんだことよりも信じられないことです。 しかし、神様は全能の方なので、人ができないことをなさるのです。

再び浮かんだ斧は、水に落ちる前の斧とは全く違う性質を持つようになりました。 人類は罪人であった時、律法と道徳と倫理の力で生きる存在でした。 しかし、これは本来の人の生き方ではありません。 本来、人は律法の力で生きるのではなく、恵みと信仰で生きていました。 しかし、人が神から離れて罪人になった後は、信仰で生きるのではなく、律法と道徳の力で生きるようになりました。 これは一時的に借りた斧のようなものです。 人は十字架で古い人が死んで新しい人に生まれ変わると、新しい斧が与えられます。これは律法の斧ではなく、もともと私たちにあった信仰の斧であり、信仰の義です。 これで家を建てれば、永遠に崩れない神の家が建てられます。

<다시 떠오른 도끼>

만물은 모두 지나가고 새것으로 변화됩니다. 현재 보이는 것은 모두 사라진다는 것을 안다는 것은 놀라운 지혜를 우리에게 줍니다. 하늘과 땅도 사라지고 새 하늘과 새 땅이 우리에게 나타나게 될 것입니다. 사람도 사라지고 사람도 새롭게 태어나서 영원히 썩지 않는 몸을 가지게 될 것입니다. 

이스라엘에 기원전 9세기경에 놀라운 기적이 일어났었습니다. 그것은 물에 빠진 도끼가 나무의 한가지로 힘으로 인해 물에 떠오른 기적이었습니다. 이것은 마치 현재의 사람이 죽고 영원히 썩지 않는 사람으로 부활한 것과 마찬가지의 사건이었습니다. 이 기적의 배경은 다음과 같습니다. 이스라엘 역사 중에서 매우 탁월한 영적인 지도자가 있었는데 그 사람은 엘리샤라는 사람이었습니다. 이 사람은 지금의예수님과 같이 많은 기적을 나타내었고 그 시대를 깨우는 일을 하였던 사람이었습니다. 하루는 엘리샤의 제자들이 새로운 집을 짓기 위해서 요단강에서 빌려온 도끼로 나무를 자르는 일을 하였습니다. 그런데 이 도끼가 요단강으로 빠지고 말았습니다. 그러자 엘리샤라는 사람이 나무의 한 가지를 강물에 던지자 도끼가 다시 떠오르게 되었습니다. 이것이 구약성경 열왕기하 6:6에 기록되어 있습니다 “하나님의 사람이 이르되 어디 빠졌느냐 하매 그 곳을 보이는지라 엘리사가 나뭇가지를 베어 물에 던져 쇠도끼를 떠오르게 하고” 이러한 기적은 과학이나 이성으로는 믿어지지 않는 사실이었습니다. 마치 동화나 신화에 나오는 것으로 사람이 재미있게 꾸민 이야기라고 생각할 수도 있을것입니다. 그러나 이 기적은 실제로 일어난 것입니다. 예수님의 십자가에서 죽은 지 3일만에 부활한 것은 도끼가 다시 물위에 떠 오른 것보다 더 믿을 수 없는 것입니다. 그러나 하나님은 전능하신 분이시기에 사람이 할 수 없는 것을 하십니다. 

다시 떠오는 도끼는 물에 빠지기 전의 도끼와 완전히 다른 성질을 가지게 되었습니다. 인류는 죄인이었을 때 율법과 도덕과 윤리의 힘으로 살아가는 존재였습니다. 그러나 이것은 원래의 사람이 살아가는 방법이 아닙니다. 원래는 사람은 율법의 힘으로 살지 않았고 은혜와믿음으로 살아갔었습니다. 그러나 사람이 하나님으로부터 멀어져 죄인이 된 후에는  믿음으로 살지 않고  율법과 도덕의 힘으로 살게 되었습니다.  이것은 잠깐 빌려서 사용한 도끼와 같은 것입니다. 사람은 십자가에서 옛 사람이 죽고 새 사람으로 거듭나게 되면 새로운 도끼가 주어집니다. 이것은 율법의 도끼가 아니라 원래 우리에게 있던 믿음의 도끼이고 믿음의 의입니다. 이것으로 집을 짓게 되면 영원히 무너지지 않는 하나님의 집이 지어지게 됩니다.